Elsa Barkerの Letters from a Living Dead Man(E. P. Dutton & Company, 1920)は、著者が「X」と呼ぶ人物から自動書記で受け取ったとする手紙をまとめた作品です。
Letter IVからVIでは、「X」は自動書記を鏡や電信局の受信機にたとえ、受け手の思考が交信へ及ぼす影響を語ります。続いて、死後に得た知識をいずれ伝えると約束し、人の可能性を方向づける「意志」と集中の力について説明します。
心霊現象、自動書記、死後存続に関する記述は原著者の主張と体験談であり、翻訳者が事実として認定するものではありません。
Letter IV — 鏡の上の雲
(一つの文が途中まで書かれたところで、書記が突然止まり、あとで続けられた。)
あなたが私の呼びかけに応じる時は、新しい格言や例を師から教わろうとしている子供が石板をきれいにするように、心をきれいにしておきなさい。あなたの最もかすかな個人的な思いや空想でさえ、鏡の上の雲のように、映ったものをぼかすことがある。
この方法によって手紙を受け取ることはできる。ただし、書いている途中で、あなたの心が独立して働き始め、疑問を差し挟まないかぎりは。
今回は、前のように、周囲に集まってくる存在たちによって止められたのではない。珍しい文がどう終わるのかという、あなた自身の好奇心によって止められたのだ。あなたは突然、受動的ではなく能動的になった。まるで電信局の受信機が、自分からメッセージを送り始めたかのように。
ここへ来て私は、以前は理解できずにいた多くの心霊現象の理由を学んだ。そして、できることなら、この仕事における交錯する流れの危険から、あなたを守ろうと決めている。
ある夜、私が呼びかけたのに、あなたは私を中へ入れなかった。あれは親切だっただろうか。
しかし、あなたを責めているのではない。私の仕事が終わるまで、私は何度でも、何度でも来るだろう。
そう遠くないうちに、私は夢の中であなたのもとへ行き、いろいろなことを見せよう。
Letter V — 語られていないことの約束
やがて私は、こちらへ出てきてから得た、ある知識をあなたと分かち合おう。いま私は、開いた窓を通して見るように過去を見ている。自分が通ってきた道が見え、これから進もうと思っている道を地図に描くことができる。
いまは何もかも容易に思える。私は、自分がしている仕事の二倍はできるだろう――それほど強く感じている。
まだどこにも落ち着いてはいないが、気の向くままに動き回っている。それは、肉体にいた頃にはいつも夢見ていたことで、決して実現できなかったことだ。
死を恐れてはいけない。しかし、できるかぎり長く地上にとどまりなさい。ここで仲間たちと一緒にいるにもかかわらず、私は時々、この世界につながり続けられなかったことを悔やむ。しかし、こちら側では後悔も、私たちの身体と同じように、重さが少ない。
私にはすべてがうまくいっている。
私は、これまで誰にも語られたことのないことを、あなたに語ろう。
Letter VI — 意志の杖
まだ、あなたは「意志」の完全な神秘を理解していない。それは、あなたの単位エネルギーの限界内で、あなたが選ぶどんなものにも、あなたを変えることができる。なぜなら、人間という力の単位には、すべてが活動的または潜在的な形で存在しているからだ。
画家と音楽家の違い、あるいは詩人と小説家の違いは、その存在そのものの性質の違いではない。なぜなら、それぞれの単位には「量」を除くすべてが含まれており、したがって、その意志が選んだどの方向にも発達する可能性を持っているからだ。その選択は、何世紀も前になされていたのかもしれない。ほかのあらゆる種類の仕事よりも、ある特定の種類の仕事のための芸術や能力を発達させるには、長い時間、しばしば幾度もの生涯が必要になる。ここでも、ほかの場所でも、集中こそが力の秘密だ。
現在の日常的な問題に意志の力を使う方法について言えば、意志の使い方は二つある。一つは、明確な計画に集中し、自分が持つ力の量に応じて、それを実現するか、実現しないかである。もう一つは、自分自身の潜在意識の力と、ほかの自己たちの潜在意識の力によって、可能なかぎり最善で、最も高く、最も賢明な計画が実現されるように意志することだ。後者は、環境の一部分を支配する、あるいは支配しようとするのではなく、特別な目的のために環境全体を支配することである。
外界と内界のこの交わりにおいて、外界にいるあなたたちは、私たちの世界にいる者は何でも知っていると思いがちだ。あなたたちは、私たちが占い師のように予言し、地球の裏側で起きていることを知らせ続けるものと期待する。時にはそれができる。しかし、たいていはできない。
しばらくすれば、私は師がするようにあなたの心の中へ入り、そこにある先行する思考や計画をすべて知ることができるようになるかもしれない。しかし、いまはいつでもそうできるわけではない。
たとえば、ある夜、私は----をあちこち探したが、見つけることができなかった。おそらく、あなたが私たちのことを強く考える必要があるのだろう。そうすれば、道が最も容易になる。
私はずっと学び続けている。師は、私を助けるためにとても活発に働いている。
あなたの手を確実につかんでいると完全に確信できるようになったら、私はこちらの生について、話すべきことをたくさん話そう。