本記事の一部はAIを活用して作成しています。内容は編集者が確認・修正を行っています。
- 神々はアルルを声高く呼び求めた。「アルルよ、あなたは人〔の種〕を創った。
- いま、その対となる者を造れ。彼の心の望む時、ギルガメシュの〔相手〕となるように。
- 彼らを争わせ、ウルクに安らぎをもたらすために。」
- アルルはこれを聞き、アヌの思いをその心に形づくった。
- アルルは手を洗い、粘土を取り、荒野に投げ置いた。
- 〔荒野で(?)〕勇士エンキドゥを生み出した。ニヌルタの写し身のような生まれであった。
- 全身は〔毛で覆われ〕、女のように髪を束ねていた。
- その髪は、ニサバのように豊かに伸びていた。
訳注
| 訳文中の語句 | 訳注 |
| ニサバ | 穀物に関わる女神。ここでは豊かに伸びる髪をたとえる名として現れる。 |
- 人々も土地も知らず、スムカンのような衣をまとっていた。
訳注
| 訳文中の語句 | 訳注 |
| スムカン | 家畜や野生動物に関わる神。ここでは人里を離れた姿を表す衣の比喩に現れる。 |
- ガゼルと共に草を食み、
- 野の獣たちと共に水を飲み、
- 野の獣たちと共にいることを喜んだ。
- 狩人、罠を仕掛ける男が彼と出会った。
- 水場で彼に出くわし、
- 一日、二日、三日と、同じ水場で〔彼に出会った〕。
- 狩人は彼を見ると、その顔は恐怖に覆われた。
- 〔彼〕は家畜と共に住まいへ戻り、
- 恐れにとらわれ、顔を曇らせた。
- 〔心は乱れ〕、顔色は暗く、
- 〔悲しみが〕腹の中に入り込んだ。
- その顔は、遠い道を行く者のようだった。