『テレパシーと潜在自己』著者序文


本記事の一部はAIを活用して作成しています。内容は編集者が確認・修正を行っています。

1897年、医師R・オズグッド・メイソンは、テレパシー、催眠、夢、幻姿など、当時の「新心理学」が扱い始めた現象を一冊の本にまとめました。著者は序文で、これらを無批判な超自然主義へ委ねるのでも、未知であるという理由だけで退けるのでもなく、公正に検討しようとする本書の立場を示しています。

本記事では、書名事項に続いて著者序文の全文を掲載します。

  • 原著:R. Osgood Mason, Telepathy and the Subliminal Self: An Account of Recent Investigations Regarding Hypnotism, Automatism, Dreams, Phantasms, and Related Phenomena(Henry Holt and Company, 1897)。

書名事項

テレパシーと潜在自己

催眠、オートマティズム、夢、幻姿、その他の関連現象に関する近年の研究記録

R・オズグッド・メイソン

医学博士、文学修士
ニューヨーク医学アカデミー会員

ニューヨーク
ヘンリー・ホルト・アンド・カンパニー
1897年

著作権 1897年
ヘンリー・ホルト・アンド・カンパニー

序文

どのような結論へ導かれるにせよ、これまでになく今、「新心理学」に関わる事柄に世間が関心を寄せているという事実に、疑いの余地はない。新聞や雑誌や小説の中に、何らかの異常な心霊体験や驚くべき現象についての報道が現れない日は、ほとんど一日もない。新聞も、雑誌も、小説も、こうした奇妙な出来事を示して関心を呼び、注目を集めようと競い合っている。そこには知性と趣味のよさをもって提示されたものもあるが、どちらもひどく軽視したものの方が多い。

一般の読者は、こうした事柄についてまだ批判的ではない。しかし少なくとも関心は抱いており、さまざまな報告の中で何が確立した真実として信頼できるのかを知りたいと望んでいる。テレパシー、すなわち思考伝達について、それは事実なのか、それとも妄想なのか、という問いがある。催眠は、科学の上でも、常識の上でも、実際に認められる地位を持つのだろうか。透視、プランシェット、トランスとトランス状態での発話、クリスタル・ゲイジング、そして幻姿についてはどうだろうか。

以下の論考では、医学界の内外を問わず知的な読者が、これらの主題について、公正に述べられた説明と論議を見いだすだろう。そして、投げかけられたいくつかの問いに対して、公平で理にかなった答えも示されるだろう。この本を世に出すのは、自然の中にある最も価値ある事実のいくつかと、人間の経験における最も興味深く美しい心霊現象のいくつかを、根拠のない、理性を欠いた超自然主義から救い出そうと、現在行われている努力に、少しでも役立ちたいという願いからである。

しかし、こうした研究に対しては、そこに関わる原理があまりに曖昧であり、事実もあまりに新しく、裏づけがないため、真剣に考える価値がないという反論がある。だが、今日では科学と見なされている知識でさえ、かつてはすべて曖昧で試行的なものだったことを忘れてはならない。新しく発見された事実を、ただ新しく、その法則が知られていないという理由だけで無視するのは不合理である。それにもかかわらず、心霊に関する事柄では、とりわけこの傾向が時代の特徴となっている。

とはいえ、実用的な面から見てこうした研究が不十分だと判断されたとしても、それで役立たず、あるいは興味のないものになるわけではない。

西洋文明が過度に緊張し、実利的であることは、いわば自明の理である。それは唯物的で、硬直し、機械的だ。重さを量り、測定し、分析し、名をつけ、評価できないものは、何一つ価値がなく、何一つ信じるに値しないと考える。感情、直観、憧れ、予感、外から来るのではなく、明確に認識できるものでもない、内側から来る知識のひらめき――こうしたものはすべて、一方では思い上がった素人趣味に、他方では無知な俗物根性に軽んじられ、蔑まれ、踏みにじられている。その結果、発達は異常で、不均衡で、ゆがんだものとなり、崩壊へ向かう傾向を示してきた。

東洋の神秘主義を必要とする少数の人々にとっても、心霊主義から急いで導き出された結論を必要とする別の人々にとっても、また、さまざまな宗教体系の超自然主義を必要とする、さらに多くの人々にとっても、これらは少なくとも部分的な、ただししばしば誇張された、この根本的な欠陥への解毒剤となる。なぜなら、いずれも、人間の本性には純粋に物質的な側面とは対照をなす、霊的な、少なくとも超越的な側面があると考えるからである。しかし、こうした部分的な治療法さえ、誰にでも利用できるわけではなく、多くの人には満足のいくものではない。

より均衡のとれた、永続的な発達の基礎とするには、私たちの存在の中で働く、より微妙な力の構造と作用について、一般に認められる事実のいくつかを確かめなければならない。その仕事への導入として、心理学の周縁領域におけるこれらの研究が、無価値なものとは見なされないことを願う。

ここに示した論考の一部は、ニューヨーク・タイムズ紙の厚意により、大幅な改訂を加えて再録したものである。

ニューヨーク、1896年10月

原著情報

  • 著者:R. Osgood Mason(Rufus Osgood Mason, 1830–1903)
  • 書名:Telepathy and the Subliminal Self
  • 版:1897年、New York、Henry Holt and Company

注記

  • 本文は原著者の問題意識と見解を紹介する翻訳であり、心霊現象や個々の主張を翻訳者が事実として認定するものではありません。
[ 日本語 / English ]