世界の魂は、身体のあとに付け加えられたものではありません。ティマイオスは、魂が生成においても徳においても身体より先に作られ、身体を治める主人となったと語ります。
その魂は、分割されないものと分割されるもの、同一性と他性、そして実体を混ぜ合わせて作られます。さらに一つになった全体は、一定の数的な比に従って七つの部分へ分けられていきます。
対話本文
ティマイオス(続) 魂についても、私たちが今述べようとしているように、身体のあとから神が作ったものだと考えてはなりません。年下のものが年上のものを支配するように結び合わせることを、神が許すはずはないからです。私たちは、たまたまのことや偶然に大きく左右されて、このように語っているのです。しかし神は、魂を、生成においても徳においても身体より先に、支配される身体の主人であり支配者となるものとして、次の材料と方法で組み立てました。
ティマイオス(続) まず、分割されず、つねに同じあり方を保つ実体と、身体の中で生じる分割された実体との両方から、第三の実体の形を中間に混ぜ合わせました。さらに、同一性の本性と他性の本性を混ぜ、これら二つの分割されないものと、身体において分割されるものとの中間に、それらを組み立てました。三つのものを取り、それらを一つの形に混ぜ合わせたのです。他性の本性は混ざりにくいものでしたが、力を加えて一つに結びつけました。
ティマイオス(続) そして実体と混ぜ合わせ、三つから一つを作ったあと、この全体を、必要な数の部分に分配しました。それぞれの部分は、同一性、他性、実体の三つが混ざったものです。分割は次のように始めました。最初に全体から一つの部分を取り、次にその二倍の部分を取り、三番目には二番目の一・五倍で、最初の三倍の部分を取りました。第四には第二の二倍、第五には第三の三倍、さらに第六には第一の八倍、第七には第一の二十七倍を取りました。