曲氏三代の興亡

曲先主は代々の大族の出で、雄々しく聡明で、知略を備えていた。唐が滅びると人々から慕われ、皆に主として推戴され、羅城に都を置いた。民は安らぎ、国は治まり、その功徳は長く伝わったが、長寿ではなかった。曲中主は先代の事業をよく継ぎ、祖先の風格を色濃く受け継いだ。策を巡らせて勝利を決し、その手腕は人々の予想を超えた。北朝の諸国と対抗し、わが越の優れた君主となった。府籍・管甲の職を定め、制度を整えはじめたが、治世の途中で崩御した。後主は戦争に明け暮れ、税負担を増やし労役も重くしたため、民は嘆き、まもなく南漢に滅ぼされた。

訳注

対応する訳文 語句 読者向け解説
府籍・管甲の職を定め 府籍・管甲の職 曲中主が整えた制度として本文に挙げる職分。この箇所では内訳は記されていない。
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