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身体の死と、存在そのものの消滅は同じではない
クリシュナは、「私も、あなたも、ここにいる王たちも、存在しなかった時はない」と語ります。そして未来にも、私たちすべてが存在しなくなることはないと続けます。
アルジュナが恐れているのは、戦場にいる親族たちの完全な消滅です。それに対してクリシュナは、身体が死ぬことと魂が消えることを区別します。自分もアルジュナも諸王も、過去に存在し、未来にも存在し続ける。存在そのものがなくなるという恐れだけで嘆く必要はないと、魂の永続性から教え始めます。
ギータプレス版からの日本語訳――第2章第12節「私もあなたも彼らも、存在しなかった時はない」
前の節で、バガヴァーン・シュリー・クリシュナはアルジュナに、彼がビシュマや他の親族たち、すなわち嘆くべきでない者たちを嘆いていると告げた。 当然、なぜ彼らを嘆くべきではないのか、という問いが生じる。 そこで主は、まず魂の永遠性を確立し、魂の観点から見れば彼らを嘆くのは賢明ではないことを証明する。
サンスクリット原文
न त्वेवाहं जातु नासं न त्वं नेमे जनाधिपाः ।
न चैव न भविष्यामः सर्वे वयमतः परम् ॥ १२ ॥
ローマ字転写
na tv evāhaṃ jātu nāsaṃ na tvaṃ neme janādhipāḥ |
na caiva na bhaviṣyāmaḥ sarve vayam ataḥ param || 12 ||
実際、私が存在しなかった時は一度もない。 あなたが存在しなかった時も、これらの王たちが存在しなかった時もない。 また、今後、私たちすべてが存在しなくなるということもない。(12)
この節で主は、魂の永遠の性質を確立している。 そして、アルジュナが失うことを恐れている人々も、アルジュナ自身も、さらにはバガヴァーン・シュリー・クリシュナでさえも、過去にも、現在にも、未来にも、どの時にも存在しないことはないと示している。
彼らは、現在の身体が生まれ現れる以前にも存在していた。 そして、それらの身体が消えた後にも存在し続ける。 身体の破壊は、魂の破壊をもたらさない。
したがってアルジュナは、彼らが滅びるのではないかという恐れから、その親族たちを嘆くべきではないのである。