『ティマイオス』――頭部と視覚、夜の眠り

2026-10-04 記
トピック: AI記事: プラトン: ティマイオス

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対話本文

ティマイオス(続) 二つある神的な運行を、神々は全体の形にならって丸いものとして球形の身体へ結びつけました。これを私たちはいま頭と呼んでいます。頭は私たちのうちで最も神的であり、あらゆるものを支配しています。神々は身体全体を頭に仕えるものとして集め、そこへ引き渡しました。頭があらゆる種類の運動にあずかることになると理解していたからです。そこで、起伏も高低もさまざまな地面の上を転がり、ある所では越えられず、またある所では抜け出せなくなることのないよう、神々はこれを乗り物とし、移動の便を与えました。

ティマイオス(続) そのため、神が移動の手立てを工夫し、長く伸びて曲げられる四肢を生じさせました。それらをつかみ、支えにすることで、あらゆる場所を進めるようになったのです。四肢は、私たちの上にある、最も神聖で尊いものの住まいを運びます。こうして脚と腕が、私たちすべてに、このような仕方で備わりました。神々は、後ろよりも前のほうを尊く、指図をする側と考え、人間の歩みの大部分を前へ進むように定めたからです。

ティマイオス(続) 人間の身体では、前側を他の部分と区別し、異なるものにしておく必要がありました。そこでまず頭のくぼみのまわりに顔を置き、魂への配慮をすべてそこへ注いで、器官を結びつけました。そして、自然に前となるこの場所を、支配にあずかる部分と定めました。器官のうち最初に、光をもたらす目を作り上げたのは、次の理由からです。燃えることはなく、日ごとにふさわしい穏やかな光だけを与える火の部分から、身体を作ることを神々は考案しました。

ティマイオス(続) 私たちの内にある火は、その火と同族です。神々は、純粋な火を目から滑らかに流れ出させました。火は全体に密で、とりわけ目の中央を強く圧縮して、より濃い他の部分はすべて遮りながら、この火だけを清らかなまま通すようにしました。そこで、日中の光が視覚の流れを取り巻いているとき、目から外へ出たものが同類のものと同類に出会い、ひとまとまりになると、目の視線に沿って一つのなじみ合うものとなります。内から押し出されたものが、外から出会うものに寄りかかれる場所でそうなるのです。

ティマイオス(続) こうして、あらゆるものが類似によって同じ性質を帯びると、目が触れるものと、そのものがまた触れる別のものとの運動を全身へ、魂に至るまで伝え、私たちが見ると呼ぶこの感覚を生み出します。ところが、夜になって同族の火が去ると、視覚の流れは断たれます。異なるものへ出て行くと、その火は変化して消えてしまい、火をもたない周囲の空気と一体でなくなるからです。

ティマイオス(続) そのため見ることをやめ、眠気が訪れます。神々が視覚を守るために考案したまぶたは、閉じると、内にある火の力を閉じ込めます。その力は散らされ、内側の運動をなだめます。運動が静まれば静けさが生まれ、静けさが十分に満ちると、夢の短い眠りが訪れるのです。

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