ギーター第2章第8節――この悲しみを何が取り除けるのか

2026-07-10 記
トピック: AI記事: バガヴァッド・ギーター

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外側の勝利では、内側の悲しみを取り除けない

弟子として教えを求めたアルジュナは、その理由を語ります。自分の感覚を枯らしているほどの悲しみを、何が取り除けるのか分からない。たとえ地上で敵のない豊かな王国を得ても、この悲しみは消えないと言います。

さらに、神々への支配権を得たとしても解決しないと続けます。地位や力、勝利によって埋められる苦しみではないのです。だからアルジュナが求めるのは、戦いの結果を有利にする方法ではありません。外側の条件を越えて、悲しみそのものの根を取り除き、永続する幸福へ導く確かな道です。


ギータプレス版からの日本語訳――第2章第8節「この悲しみを何が取り除けるのか」

このように、教えと導きを主に祈ったアルジュナは、その祈りの理由を述べる。 その中で彼は、自分を圧迫している思いも表明する。

サンスクリット原文

न हि प्रपश्यामि ममापनुद्याद्
यच्छोकमुच्छोषणमिन्द्रियाणाम् ।
अवाप्य भूमावसपत्नमृद्धं
राज्यं सुराणामपि चाधिपत्यम् ॥ ८ ॥

ローマ字転写

na hi prapaśyāmi mamāpanudyād
yac chokam ucchoṣaṇam indriyāṇām |
avāpya bhūmāv asapatnam ṛddhaṃ
rājyaṃ surāṇām api cādhipatyam || 8 ||

第8節の語義と訳は次ページへ続く。

「たとえこの地上で、敵のない豊かな王国を得たとしても、また神々への支配権を得たとしても、私の感覚を枯らしているこの悲しみを取り除くものを、私は見出せません。」(8)

シュリー・クリシュナが敵と向き合って戦うよう勧めたことを受けて、アルジュナはここでこう述べている。 戦いから期待できる最良の結果は、勝利によって地上における敵のない主権を得ることかもしれない。

しかし、彼がこの問題について考えれば考えるほど、地上の主権はもちろん、神々への支配権を得たとしても、それは自分の感覚を枯らしている悲しみを取り除くものではないと感じた。

そのため彼は、悲しみを取り除き、永遠の幸福と至福をもたらす、確実で誤りのない道を示してくださるよう、主に訴えている。

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